助けたいとかではなく、いい人間になれるうってつけのチャンス到来。
 彼女は養父に虐待を受けていてその妹は現在行方知れず。
 妹の行方を彼女らが関係を持っていたセックス産業との繋がりにあると考えたアーネストは調査を始める。
 生活を一新し彼は彼は自分の人生を取り戻すため最後のジャンプを試みる。
 彼女をイカレタ父から逃がし、その妹を見つけ出すんだ。
 これを観たのはおりしも90年代が終わりを告げる新ミレニアム夜明け前、99年頃だったと思う。
 休学明け。
 頭の中には絶えず「俺はこんなところでなにやってんだ」と繰り返される疑問符を打倒しようと映画を撮ったり雑誌を作ったり小論文を書いたり精神病棟に出かけエンカウンターを臨床実験をかねて実践したりしていた時期だ。
 そう、まさに青春。
 青春の一言で片付けてしまってもいいがそれなりの葛藤ってのを繰り返していたわけだ。
 その在り様をアーネストの行動原理に重ねて観るから、俺はこの映画にえらく共感したのだ。
 主人公は今の俺と同じ、クローム襲撃のジャック、もしくはニューロマンサーのケイスより一つ上。

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