From Monument To Masses
「The Impossible Leap In One Hundred Simple Steps」より
オークランドのトリオ。世話になっている店で薦められた一枚。
パッと走った感動はAt The Drive Inを聴いた時の感触に似ていた。
帯にあるポリティカルポストロックってのも聴いてみると、ああ、なるほどと頷ける。
いや、頷いていちゃいかんのだろうが、ポリティカルってんなら家庭も築いていない俺は頷く位の軽さでしか理解できん。
そこを切り離して単に音だけで楽しむわけだが。
かっこいい。一枚岩のかっこよさ。
まさに音圧。圧倒的は音の壁。
凛として地に足ついた、まったくもってリズム!
「死霊のはらわた」からアッシュが飛び出て「グルーヴィッ」と吼えそうである。
ミドルテンポで取り易い8ビートの上にハイハやシンバル叩く手が良く動く。
って乗せての変拍子ガクガクきてたまらん。
これトリオつっても聴いてるとギターの数合わない。すげい。これどうやってんだ?
単音フレーズのテクノじみたアプローチ。ループってんでなく盛り上げ方が、焦らし方がうへえ、気持ちいい。
ギターこれホント一人何役やってんだ・・・?
一曲一曲かっこいい。
けれども多少ヴォーカルの絶叫具合に好みが分かれるか。
でも震えます。なんか、底にある漢魂が。
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