DO MAKE SAY THINK
アルバム「& YET & YET」より
カナダのレーヴェル、CONSTELATION発のインストバンド。
ジャジーな足回りにギターがクレシェンドに盛り上がりを見せ、粗暴さよりも知的なカッコよさを聴かせてくれる。
煽り持って行かれるという激しさではない。
ユラユラと揺れ、心地よい。
クラブサウンドから進化したロックとでも言うような熱さもあり"end of music"で聴かせる疾走感溢れるサウンドは実に癖になる。
アルバムトータルの印象はガチっと一枚で浮かび上がり曲ごとにバラバラの印象は浮かばない。が、一曲一曲丁寧に心地よい音作りの実験がなされていてどれとして同じサウンドがない。
当たり前のことかもしれないけれど、凄いことだよな。
その、なんつーか、真面目さが。
凄く真面目だけれども、遊びのある自由な広がりがあって綺麗なものがあって。
"white light of"なんて始まりのドラムとベースの絡みからして心地よい。
一体幾つでこんな音出してんだろ。
ギター6弦って広大な選択肢からよくコレだけ心地よい音を選び抜けるよなあと感心してしまう。
EXsky同様ドラマチックなんだが、EXskyと聞き比べるとDoMThinkは随分余裕のある音楽だなあって感じる。
メキシコとカナダのお国柄の違いですかね。
|