EXPLOSIONS in the SKY
アルバム「How Strange, Innocence」より
メキシコ発インストバンドベースレストリプルギター編成の四人組が放つ幻のデビューアルバムが再発。ドラマティックかつセンシティブなギターサウンド。
シューゲイザーの巣窟CLAIRECODSやNYのCity centre officesよりもカナダのCONSTELATIONから排出されているバンドサウンドに近い。
EXskyは3rdアルバム「those who tell the truth shall die, those who tell the truth shall live foever」から聴き始め、収録曲「GREAT DEATH」で一撃を喰らった。
静かなアルペジオに始まりガツンと叩きつけ、掻き毟しり悲鳴を上げるギター。オルガズムの感触。
ロックとしてギターを弾く、というのと違う気がする。
MOGWAIやSWERVEDRIVERのようなギターノイズというよりもGODSPEED的アンビエントかつ轟音。
1stの今作は本人らも言及しているように粗さが目立つも原型の心地よさに溢れている。
ここでの粗さ、とはオルタナでみられる原初の荒々しさ、ではなく大胆さが抑えられた感のことかと思う。
彼らのアルバムは枚数が更新される毎に大胆に猛々しくなっていく。
「...And You Will Know Us by the Trail of Dead」の前座を務めツアーを巡っていたのを聞けばどんなサウンドか予想できる人もいるかもしれない。
05年に収録されたアルバム"The Rescue"全曲が彼らのサイトでmp3で落とせる。
試しに聴いてみるとよいですぞ。
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