暇な学生はかつてならバンドやろうぜ、ってなったろうし今なら映画を作るのだ。
パンクによってロックンロールスターから観客の手にギターをずり落とさせた王権打倒的革命と見るならば、やはり自主制作映画にもそれは観られる。
火付け役はジョージAロメロ、サムライミ、タランティーノのラインかと思う。
それに加えてSONYのVAIO戦略が見逃せない。
デジタルヴィデオカメラと自宅で編集できるVAIOの存在がここ数年の自主制作映画ブームを可能たらしめた正体じゃないだろうか。
ご他聞に漏れず俺も自主制作で何本か映画を撮った。
サイヴァーパンク映画と学生ドラマ、ギャングものとMTV的ノリの映画と幾つか撮ったりして遊びました。
今も撮り終わってない放置してしまっているモノが一つ、監督ではなく参加している進行中の作品が二つと自主制作は楽しい。
記念すべき処女作に書き上げた脚本は”セロリアン”っていうホラー。
主人公たちはやっぱり軽いノリの学生、若者一団で、舞台はやっぱり森で何者とも知れぬ未知なる生物に襲われ死ぬときは一人ずつ。