同人を読む楽しみって俺は「読者のあられもない夢を叶えてくれるかも」ってとこに在るかと思います。
原作者じゃ描かない様な、描けないような物語やシュチュエーションって友人同士で話して盛り上がるじゃない。
ジョジョVSマーヴェルとかさ。
ある種の節操のなさ、勿論想像妄想の類なんだから節操なんて邪魔なだけなんだけれどもアンダーソン氏は思い切ってやってくれるから好きです。
”BLAME!”の二瓶勉氏はアメリカマーヴェルでXMENのメインキャラクターウルヴァリンを連載したことがあります。
二瓶勉氏の絵でウルヴァリンが活躍するアメコミがあるんですよ。
”HELLBOY”のデル・トロ監督からオファーがあったりと何かとマニアックなところで引き合いに出される二瓶氏は思っている以上に海外での認知度は高いのだと思います。
それを踏まえ”BLAME!”でキーパーソン”キリイ”の繰る”重力子射出装置”という銃の描写について多少触れようかと。
この”重力子射出装置”なるものは引き金を引くと半径キロ単位の大穴を空ける超絶破壊兵器。
それが放たれるや軌線にはコルクで抜かれたようにぼっかりと巨大な穴が開くのです。