プライマー
制作・監督・脚本
編集・撮影・音楽
主演
シェーン・カルース
ほぼ映画製作に関わる役割を一人でこなした元エンジニア、シェーン・カルースによる初監督にしてハードSF。
SFと言うと、僕は静かな映画を求めるのだけれども、まさにこの一本が当たり。
久々に観ている間中静かな興奮に包まれっぱなしの映画だった。
ハードSFといっても広がる風景はアメリカの郊外。
時代は現代。
出てくる人間も素朴だ。
スペースシップもレプリカントも賞金稼ぎも悪の帝国も出てこない。
静かで濃厚なSF映画と云うとアンドリュー・ニコル「ガタカ」やダーレン・アロノフスキー「π」なんかが思い浮かぶがそれらに匹敵する緊張感と雰囲気を
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