「HAZE」ジャケット HAZE
監督脚本撮影編集
塚本晋也
物語はこうだ。
塚本晋也演じる主人公が理由も分からないままコンクリートの拷問と地獄を巡る。
導入はヴィンチェンゾ・ナタリの「CUBE」を思い浮かべる。
「CUBE」は頭を、「HAZE」は肉体を使う。
この違いが全体をまるで似たところの無い作品にしていく。
と、HAZEについて具体的に触れるのはまず置いておいて、塚本晋也監督初デジタル作品。 この点にまずは注目していきたい。
「デジタル」と云うことに注目が集まるその理由。
アナログとデジタルの違いとは何か。
そしてこれまで全ての作品をフィルムで作り上げてきた監督がデジタルに移行した理由は何か。
「映画っぽさ」はフィルムによって植えつけられた。
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