彼らの活動の痕跡は主にヴィデオテープで確認できる。
約30分の全編アドリブによるライヴと1時間のインタビューや、時には楽曲ではなく本格ミステリドラマをカラオケ店にて展開するなど、彼らの活動にはバンドという束縛はないのだ。
いや、節操がないのか。
もとより人間ではないのさ。
繰り返し言おう。
彼らは遥か銀河の彼方、水銀惑星よりやって来た「水銀話術団」もとい、「水銀魔術団」なのだ。

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