決して「ロック」な激しさではないのに髪が逆立つ。煽られる。引っ張られ、持って行かれる。僕は「祈り」という行為、「祈る」という行動を意識的に選択しないが、気が付けば祈るような気持ちで何か物事に取り組んでいることがある。そんな時全身を満たしたくなる轟音。賛美歌のような美しさ。爆縮の瞬間焼き付けられる風景。天使というのが炎から生まれたとするならば、奴らが奏でる歌はこれだろう。光が音を発するならば、空気を震わすのはこの音圧を肌で感じるのだろう。
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