全編にぎらりとほとばしる攻撃的威圧感。聞く者に汗を噴出させる熱量の高さ。テクニカルを想像させる音色に滑り込むようにアジテートするかのごとく朝宮の「声」が入り込む。深夜のコンビナート。足から削りだした猟銃。M1「党員」
政治的右派、左派という軸を持ち冷静に語られる、語りうる主義主張をなぎ倒し、言うなれば「彼方」へと向かうエネルギーをこそ手放したのが大罪だ、と告発するM2「陛下」。
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