でも、まあ思考が飛んだから絡めるのはなしだ。
真実が重要となるのは真実がいかなる時力を持ち、力を失うかってことだろう。
虚構が真実の力を凌いでしまった時なんかを思い浮かべればいい。
真実は「力」と関連して初めて重要なこととなる。
「力なき真実」は只の「事実」に過ぎないわけだし。
そうなると真実は事実を何らかの形で力あるように加工された事実なのだろうか。
否、それは「作られた真実(虚構)」であって真実とは何も力を加えなくても力を宿しているものをいうのだろうか。
けれども例えそれが虚構であろうとも、真実に漸近的に近づいた力を持つ現象であれば、 真実と呼びうるのだろうか。
嗚呼!ギブスン!
仮想女優であれ観客にはそれは真実。現実に存在している。正確には真実に最も近い虚構なんだろう。
つっても最後に描き出した「家族の再生」ってのが真実なんだぜってことなんだろうが。でもマスメディア批判よりもガタカのテーマが美しかったなあ。
「愛では君には遠すぎる」ってっかあああ!?うひいい!ああ!渋い!渋すぎるぜええ!!ガタカ観てぇぇぇぇ!<前原>
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